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zoom RSS 中学受験で失敗しない親力 A受験はスポーツだ

<<   作成日時 : 2016/03/29 13:44   >>

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どんなに強いスポーツ選手でも、負ける時は負けます。

テニスの錦織圭選手だって、フィギュアスケートの羽生結弦選手だって、野球の大谷翔平投手だって、いっぱい負けています。
勝つこともあれば、負けることもある。それがスポーツです。


受験もスポーツとまったく一緒です。
受かることもあれば、落ちることもあります。

「○○中学に受からなければ、この子の将来は無い」と親が合否にこだわりすぎるのは、あまりいいことではないでしょう。
入試日が近づくと親も冷静さを失いがちですが、あまり思い詰めずに一歩引いて構えるくらいの心の余裕をどこかで持っていたいものです。


そもそも進路という観点では、中高は単なる通過点にすぎません。どの中学・高校に通うことになっても、通うことになる大学は結局それほど変わらないと思います。

仮に東大を例に取ると、東大生全員が有名進学校出身者で占められているわけではありません。実に様々なルートを経て、東大に入ってきています。
なかには、自分がその学校創立以来初めての東大合格者だ、というような無名校出身の強者もいます。


それでは、東大合格者数ランキングで常に上位にくる進学校は、何が違うのでしょうか。

その答えは、単に優秀な生徒をたくさん集めている、の一点だと思います。
そして、優秀な生徒達が切磋琢磨しているその環境こそが、有名進学校の大きな強みです。

先生やカリキュラムなども優れているとは思いますが、他校の生徒が挽回出来ないほどの違いでは無いと思います。
学問に王道なし。結局、勉強面でやっていること、やるべきことに大差はないでしょう。


また、そもそも中学入試と大学入試に関連性は、ほとんどありません。

大学の受験科目でもっとも大切な英語は、ごく一部の学校を除き、中学受験の試験科目ではありません。
中学入試でよく出る、算数の速さの問題やつるかめ算等の特殊算の問題は、大学受験の数学ではまず出てきません。
国語では、古典(古文、漢文)は中学に入ってから新しく習います。
文系であれば世界史は、大体どの学校でも高校になってから本格的に習い始めます。
大学入試の地理は、日本地理ではなく世界地理が中心です。
理系入試のことは良く分かりませんが、少なくとも中学入試で物理の問題を数学を使って解いたり、化学の問題を化学式を使って解いたりはしないはずです。

つまり、大学入試は中学受験とは、まったくの別物なのです。
仮に中学受験が不本意な結果に終わったとしても、挽回のチャンスはいくらでもあることがわかります。


さて、冒頭で受験はスポーツの試合と同じであると言いましたが、別の意味もあります。

スポーツも受験も、結局のところ当日の結果がすべて。やはり勝てば官軍の世界です。
事前の準備段階でなすべきことは、とにかく本番でベストを尽くせるような状態に持っていくことです。

サッカー日本代表は、2014年のブラジルワールドカップの際、アジア地区予選では絶好調だったのに、本番にピークを持ってこれず、グループリーグであっさり敗退してしまいました。


本番にピークを持ってこれる受験生は、試験に強いです。
東京、神奈川の受験生であれば、2月1日からの数日間に、ピークを持ってくることが何より大事です。
入試日が近づいてきたら、当日までのコンディション作りに、全精力を注ぎましょう。

といっても、それほど特別なことをする必要はありません。緊張感がピークを迎えては本番で力は発揮できませんので、本番でもなるべく平常心を保ち、普段通りの実力を発揮できるような配慮をするだけです。
たとえば一月に入ってからも、小学校はなるべく休まずに通い、友達との会話で気分転換を行い、これまでと同じリズムで生活を続けることなども、平常心を保つ上で有効だと思います。


指揮官が動揺すると、選手が浮き足立つところも、受験と一緒です。

万が一、2月1日の第一志望校の入試が不合格だったとしても、親は動揺している姿を見せてはいけません。

黒沢明監督の映画「影武者」のなかで、武田信玄軍と徳川家康軍との戦いの際に、仲代達也扮する武田信玄の影武者が、徳川軍に一方的に攻められて、怖くなって逃げ出そうとするシーンが出てきます。
すると周りの武将たちは、逃げようとする影武者を押さえつけ、じっと構えるように諭します。もし、総大将である武田信玄(実は影武者)が動揺してしまったら、武田軍は総崩れになってしまうからです。

映画ではその後、有利に戦っていたはずの徳川軍が、微動だにしない武田信玄(影武者)を見て、武田軍に何か「はかりごと」があるに違いない、と勝手に思って撤退しはじめます。そのおかげで、武田軍は徳川軍との戦いで何とか敗北を免れます。

親がじっと構えていることで、ひょっとしたら情勢が変わるかもしれません。
入試期間中は、たとえどのような結果が出たとしても、武田信玄になったつもりで、じっと構えるように心がけてみてはいかがでしょうか。

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